(カズレーザーと学ぶより)ザクロとライ麦が、長生きや若返りの秘訣!【備忘録】

追記:1/22に更新しました!

1月17日、日本テレビカズレーザーと学ぶという番組で、サーチュイン遺伝子がとりあげられていました。

 

気になったのでサーチュイン遺伝子について詳しく調べて備忘録的に残します。

今後、ザクロとライ麦を摂取するときに参考にしたい。

私は今後若さを維持したいので(笑)、、、

 

 

サーチュインは遺伝子ファミリーで、7つに分けられるそうです。

 遺伝子ファミリーとは、起源を遡ると元は一つの遺伝子と考えられる遺伝子のこと。         Gene family - Wikipedia

 

論文を調べていると、サーチュイン遺伝子はSIRTと書かれていることが多いですね。

サーチュイン(Sirtuin)の頭四文字を取ってSIRTですね。

 

サーチュイン遺伝子の働き

SIRT1、2、3、5はなんか、脱アセチル化の触媒になるらしい

 (Milne, J. C., & Denu, J. M. (2008). The Sirtuin family: therapeutic targets to treat diseases of aging. Current opinion in chemical biology, 12(1), 11-17.)

 ↓これがアセチル基

アセチル基の構造.

 おそらくテレビでアセチル化に関わると言っていたので、ここの働きに影響があるのかなと思ったんですけど、違うみたいで、次のSIRT6らしいです。

SIRT4,6はADPリボース化の触媒になるらしい

 (Milne, J. C., & Denu, J. M. (2008). The Sirtuin family: therapeutic targets to treat diseases of aging. Current opinion in chemical biology, 12(1), 11-17.)

 下でも載せてるプレスリリースの20210716.pdf (daicel.com)の内容には、SIRT6にはDNA二本鎖切断の修復や毛包幹細胞老化抑制など、抗老化作用に関わっているみたいです。

 

サーチュイン遺伝子にプラスになる食べ物

ここが本題!

SIRTに効果ある食べ物が、ザクロとライ麦

ザクロは、SIRTの発現量を増加する作用があります。

 この研究が九州大学の片倉吉範教授によって調べられていました。

 20210716.pdf (daicel.com)

  まだ、論文にはまとめられていないみたい?です

  (調べても出てきませんでした。)

  しかも、この研究共同研究でやっているんですねΣ(・□・;)。今後の研究の発展が楽しみです。

 私個人的な意見ですが、この結果は細胞に直接ザクロを振りかけて得た結果っぽいので、必ずしもザクロを食べればサーチュイン遺伝子の発言量が増えるわけじゃないと思います。でも私は食べます…!

 

でもう一つはライ麦ですね

まず、テレビでも唐突に出てきたこの文字、”アルキルレゾルシノール”についてです。

テレビにも出ていましたが、ライ麦だけでなく、小麦にも含まれているそうです。

 

さらに、産総研でのマウスの研究によると高カロリーな食べ物を摂取しても、体重増加の抑制、中性脂肪や血糖値上昇の抑制にも効果があるみたいです。産総研:小麦ポリフェノールの肥満抑制効果 (aist.go.jp)

以下産総研の研究内容の一部を引用

小麦ポリフェノールが高脂肪高ショ糖食摂取による体重の増加を抑制することも分かった。

~中省略~

耐糖能の低下が、小麦ポリフェノールの同時摂取により抑制されていた。

~中省略~

脂質の蓄積が、小麦ポリフェノールの同時摂取により抑制されていることが分かった

 

(サーチュインだけでなく、健康にもよくてお得感がありますね(笑))

あ、でもテレビでも言ってましたが、表皮にたくさん含まれているのでそこは注意したいです。

テレビで説明してくださった今井伸二郎教授の研究もすでに論文で発表されているみたいですね。2017年にすでにニュースにもなってる

 今井教授の論文 10.1038/srep43679

これが今井教授が関係している論文

(後でよく読んでおきたいです)

 

今後しっかりと食べていきたいです